2015.01.13更新

 

 

 

 個人民事再生の制度でも書いていこうと思っています。

 その趣旨は,私が弁護士として,借金整理の最後の選択肢とさせていただいているのがこの制度。なぜなら手続が複雑だったり,効果が制限的だったりするから。

 ゆえに個人民事再生について書くことは,借金整理の全体を俯瞰することができるということだと考えられるからです。

 

 たぶん,他の法律事務所さんの費用体系も,破産などに比べて高く設定しており,似たり寄ったりの認識をお持ちなのではないかと思われます。

 とはいえ,借金整理の方法を俯瞰しながらだと,文字数の制限が・・・と怒られてしまいます。というわけで,①借金整理の方法,②手続の選択で考慮すること,③手続の選択の仕方と個人民事再生のメリットについて,何個かに分けて書いていきましょう。

 

① 借金整理の方法

 借金整理の方法として,㋐任意整理(表裏一体のものとして過払金請求),㋑破産,㋒個人民事再生が一般的なものだと思います。今日は,文字数の関係で任意整理の概要までを書こうかしらと思っています。

 

 ㋐ 任意整理

  任意整理は,たいてい,借金元本につき,将来利息なしで3年から5年の分割払いをお願いして,債権者さん(業者さん)と合意するのが主だった内容です。

  では,借金元本っていくらなのという話もあります。

  「そりゃあ,請求書や領収書に元本って書かれている額でしょ」と思われる方もいるでしょう。でも,過去の貸金は,“違法金利”であることが多く,調べてみると,借金額が請求書等の記載よりも減ったり,お金を返してという過払金請求権に変わっていることも多くあります。詳細は次の記事で。

  いま押さえていただきたいのは,この任意整理というのは,あくまで交渉だということです。業者さんの合意が前提となる手続きです。

 

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投稿者: 有岡法律事務所

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